現代ではみんな自由に、結婚したいとき結婚
日本では昔からの価値観がくずれ、欧米の先進国並みに晩婚化がすすんでいるとしましたが、実はまったく逆の“早婚化”も近年目だって増えてきました。
早婚とはいっても江戸や明治の10歳代ではなく、大学や短大、専門学校などを卒業したての新婚カップルが増加中なんです。その背景には、「数年来つづく大型不況+追い討ちをかけたリーマンショック」があります。
経済が先行き不透明なばかりか最大ともいわれる大卒者などの就職難で、最近の20代はいちじるしく保守化。公務員が就職人気のランキング上位に復活したのもこのためです。
それがなぜ早婚に関係するかというと、「早く結婚して共働きしたほうが、老後にもらえる夫婦年金が増えるから」だそう。ちょっと悲しい(!?)選択ですが、安定志向の若者たちの気持ちもわからないではないですね。
だから今日の日本の結婚適齢期は幅広くわたっていて、周囲の目も気にする必要がなく、結婚したいときが適齢期です。
20歳代で恋愛をして破れ、30歳半ば過ぎで結婚するケースが多いのは。その貴重な恋愛体験で女を磨き、新しい目で男性を見つめなおしているからかも!