結婚適齢期っていう概念はなぜ生まれたのでしょう?
結婚適齢期とは、男女が結婚するのに適切とされる年齢範囲のこと。さまさまな国・社会で、慣習的・経験的に年齢幅がほぼ決まっていきます。
女子のほうが年齢が低いのは“出産年齢の限界”を考慮したもの。結婚適齢期は文化や社会習慣、またはその時代背景によっても異なります、とくに時代的な影響をみると、前金代と比べて現代ではおおむね15歳以下の結婚を認める国はなく、男女平等が進んでいるスウェーデン王国では“男子が21歳以上、女子が18歳以上”なんですよ。
逆に前近代イスラム圏では、“女子は9歳からセックス・結婚が可能、男子は13最低度で結婚可能”なシャリーア法があり、現在でもサウジアラビアやイラン、イエメンなどイルラム教国の一部ではこのシャリーア法が有効です。
世界的にみた場合、日本が定める「男女の結婚適齢期」は標準的なものといrますね。けれどわが日本でも欧米の先進国と同様に“男女とも晩婚化”が進み、もはや適齢期はあってないようなものです。“晩婚化”は人口減少にもつながりかねない現象のため、国立社会保障・人口問題研究所は意識調査など対策にとりくんでいます。