結婚適齢期とされる、男女の本音はどうなんでしょう?

同研究所による「人口問題に関する意識調査」には、はからずも男女の本音が反映されていてけっこう興味深いものです。

 

たとえば、★晩婚化について=(1)晩婚化への評価:晩婚化を「望ましくない」とするひとの割合は、「望ましい」とするひとの約3倍。ただし結婚適齢期女子に晩婚化を「望ましい」とするひとが、「望ましくない」と答えたひとよりも多い。

 

たとえば、★(2)晩婚化の理由:晩婚化の理由の第1位は、「結婚をしたくないひとの増加(24.3%」。未婚者の晩婚化は経済的要因もあり、男女で差がある。

 

たとえば、★(3)晩婚化の将来:約7割のひとが晩婚化傾向は定着、または進行すると考えられている。

 

とくの晩婚化に対する(1)の回答比較がおもしろく、「世間一般は晩婚化を望ましいものではないとするのに対し、結婚適齢期にある女性たち本人は晩婚化が望ましいとしてい」る点でしょう。

 

要するにいわゆる“常識的なオトナ”Vs.“現代の若者”の、結婚への考えかた・認識にこれほどギャップがあるということなのです。

 

とくに女性はほとんどが働きキャリアを積んでいくなか男女間にあった経済力差もなくなっていき、今後も晩婚化が増えることは必至。“世間的常識”などもはや関係がありません。